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神戸国際ホールにて [POPS]

9月18日、山下達郎のコンサートに行って来た。

   performance2010.jpg

この度のコンサートは神戸国際ホール。

最近の達郎のコンサートは大阪フェスティバルで2回、神戸で1回というパターンが多い。
しかし大阪フェスティバルホールは現在、建替による休館なので今回のツアーは神戸での
コンサートが2回になったようだ。

神戸国際ホールの収容人数は2,100人。
一方の大阪フェスティバルは2,700人。

今回のツアーは通常のツアーより約3300枚もチケットが少ないのである。
その為、この度のチケットは非常に入手が困難だったらしい。
一説によると一階席全てがファンクラブのチケットだったとの噂もあるほどだ。


僕は今まで何度も大阪フェスティバルで達郎のコンサートを観てきた。
そのため、ついフェスティバルと神戸国際を比較してしまうのだ。

この度の神戸国際は明らかにフェスティバルに比べて音量を押えているように感じた。
僕の席は一階席の前から12列目でスピーカー寄りだったのだが、音が大きいと感じる
ことは無かった。

また、音質もフェスティバルのライブより『バランスが”良すぎる”』と感じたのだ。
音楽のジャンルにもよるが、ROCK、POPS系のライブは音に多少の”荒さ”が
あるほうが気持ち良く感じることもある。

席の場所にもよるが、個人的な感想では神戸国際ホールは音の反響を強く感じた。
この度の『バランスが良すぎる』と思える音ですら、かなり”ライブな感じ”に聴こえた
のである。
(※”ライブな感じ”とは : 家具等、何もない部屋で手をたたくとビンビン響く感じ。)
             
会場の音響特性を考慮した結果、フェスティバルより”音を抑える”ように設定したので
はないだろうか。


現在も全国ツアー中で”ネタばれ防止”(達郎の強い要望)のため、あえてコンサートの
内容については書かないが、コンサートが始まってしまえば、会場の音響の良し悪しなんか
全く気にならない完璧な演奏とサービス精神旺盛な演出で達郎ワールドに引き込まれた。


『今日は気持ちよく(演奏が)出来る』と上機嫌だった達郎。
キレイなホールですね!』と言いながらも・・・・・
『気持ち良いのはお客さんが素晴らしいからで・・・会場は、ほめてませんよ!』
と厳しい一言もいっていた。

さて、大阪フェスティバルホールは2013年に完成である。

肝心の新生大阪フェスティバルホールは達郎に気に入ってもらえるのだろうか?


 

おやすみロージー(1999.2.11 大阪フェスティバルホール)


 

来週、9月26日は同じく神戸国際ホールでキースジャレットのコンサートだ。

キースも達郎と同じく、大阪フェスティバル休館のため神戸国際ホールの代替組だろう。

達郎と同様に、僕はキースも何度もフェスティバルで聴いてきた。


さて、キースのピアノがどのように聴こえるか楽しみである。

 

 

 

 


 


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生涯現役 [ROCK]

2ヶ月位前になるが4月7日、JEFF BECK のコンサートへ行ってきた。

近年、JEFF BECKのコンサートで感じるのが観客の年齢層が広くなっていくよう
に思うのである。

見るかぎり30~40代が多いようだが50代や20代位の人達も結構、平均的
にいるのだ。

性別でいうと、新旧のいわゆる”ギター小僧”といった感じの男が多いが、最近
は女性の姿も見られるようになってきた。

今回、僕の横の席には20代位の女性が一人で観に来ていたのは驚いた。


僕の席の斜め後ろには2人の50代位の普通のサラリーマン風のオヤジがいた。

風貌や服装からみて会社の管理職クラスのようにも見えないでもない。

2人は熱心なファンのようで、開演直前にはテンションが上がって来たのか会話
もかなり盛り上がっていた。


オヤジ1 : (パンフレットを嬉しそうに見ながら)毎回、コンサート来るたびに
         必ずパンフレットを買うてるなぁ。
              
オヤジ2 : パンフ買うのは基本や!
         ワシは毎回必ずTシャツを買うてるで!

オヤジ1 : 実は今日、午後から会社を休んだんや。
         有給をとって来たんや!

オヤジ2 : えぇぇ~!あんた、わざわざ会社休んだんかいな?

オヤジ1 : こういう重要な日に限って緊急の会議とか、ややこしいトラブルが
         勃発するんやなぁ・・・。
         そうなるとせっかくのコンサートがパ~や!
          (この話、僕も痛いほど良く解る!!!)


50代の普通のサラリーマン2人が ROCK のTシャツ等の話題で盛り上がり、また
会社を休んでコンサートに来る。

全く事情を知らない人が実際に、この2人のやりとりを見るとかなり違和感を感じ
るのではないだろうか。

しかし、僕は実にその気持が良く解るのである。(Tシャツは買わないが・・・)

2人とも中高生の頃からJEFF BECKのファンでそのまま大人になったのだろう。

しかし、昔を懐かしむようなノスタルジーでJEFF BECKを観に来ているのではない。

以前にも書いたことがあるが、JEFF BECKは懐メロではなく『現役』なのだ。

3月に発売されたニューアルバム『Emotion & Commotion』は近年の作品の
ような”いわゆるギターアルバム”とは一転した内容だった。
特に驚いたのは”イナバウアー”で有名になったオペラ『トゥーランドット』をオーケ
ストラをバックに演奏したり”ホワイトアレサフランクリン”と呼ばれるJoss Stone
等をボーカルで起用したり大変にバラエティーに富んだ内容だった。

また、この度の大阪公演ではお決まりの『BLUE WIND』や『哀しみの恋人達』の
演奏がなかったように70~80年代の曲は少なく、ほとんどは近年のアルバム
からの構成となっていた。


一昨年前の12月、山下達郎がコンサートで言っいた。

『パッションを持ってる限り、古い作品も懐メロにはならない!』


65歳の JEFF BECK は以前と変わらぬパッションを持ち続けているのだ。

だからこそ JEFF BECK は現在も新しくファンを獲得し、ファンの年齢層も広くな
っているのでははないだろうか。

 

アンコールも終わり会場のライトが明るくなった。

よほど声援を送ったのか『いや~良かった!最高やった!』と喜ぶオヤジの声は
枯れていた。

一方の僕は、拍手をし過ぎたのか手が真っ赤になってシビレていた。


そう、JEFF BECK はいつまでも僕らを熱中させてくれるのだ。

 

 


ただし、今回のコンサートでノスタルジーに浸った瞬間があった。

それは、アンコールで昨年他界したレスポールへ『レスポールへのトリビュート』
とコメントしたJEFF BECK は黒のレスポールギターを弾き始めたのだった。

今や JEFF BECK といえば”ストラトキャスター”というイメージになってしまったが
僕が JEFF BECK を聴き始めた頃の『Blow BY Blow 』のジャケットや『Wired』
の裏ジャケには黒のレスポールギターを持った JEFF BECK が描かれていたのだ。

 BLOW WIRED.jpg

黒のレスポールで演奏するJEFF BECK を見て、中高生の頃に近所のレコード屋
でなけなしの小遣いで買ったレコードをむさぼるように聴いていた事を思い出して
しまった。

 

 

Jeff Beck / Guitars
Jason Rebello / Keyboards, Guitar, Vocal
Narada Michael Walden / Drums, Vocal
Rhonda Smith / Bass, Vocal

 

 

この度のコンサート、2010年4月7日 グランキューブ大阪 より

今まで観た JEFF BECK で今回が一番ギターが”歌って”ました。
『Corpus Christi Carol』  

 

近年のコンサートではオープニング後のお決まりの曲です。
『Stratus』

 

これも近年のコンサートでは欠かせない曲!泣けます!
『Brush With The Blues』


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トラ年 [ROCK]

 

タイガース.JPG

 

さて、虎年、寅年の始まりである。

トラといえば!!!

いや、止めておこう。

期待を120%裏切るのチームなのである。


新年早々暗くなる話はやめておく。


明るい話といえば!

お宝チケット.JPG


な、何と昨年に引き続きまたJEFF BECKが来日するのだ!!!

新年らしい実におめでたい話ではないか!!!

しかし、一昨年も昨年もライブ以外の新作を出してないのに来日とは?

まさか、JEFF先生もベンチャーズのようになってしまうのでは・・・

それとも新しいビンテージカーが欲しいのだろうか?
(JEFF先生は無類のビンテージカーマニアなのだ)


新年早々暗くなる話はやめておく。


まあ、ベンチャーズと言われようが、JEFF先生が毎年観られるなら涙ものだ。

 

 

ということで本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

今年の一曲目はやはりJEFF BECK

このSOPHEという曲は名盤”Wired”に収録されている隠れた名曲。
コンサートではほとんど演奏されてないのかブート盤でもほとんど
収録されてない。(もちろん僕もライブで聴いた事がない)
これは1976年の貴重なブートレッグ盤なのだ。

SOPHIE / JEFF BECK (BRORKEN WIRED)

 

新年だからもう一曲貴重な音源を。

実はJEFF BECKは以前、TOTOのギタリストSteve Lukatherのプロデュース
でアルバムを作っていたのだ。
しかし、そのアルバムはボツになって幻のアルバムになってしまった。

Steve Lukatherと交友関係のあるギタリストのチャーがFM番組でこの事に
触れていた。
Steve Lukatherが言うには『ひどい話なんだ。JEFF BECKのニューアルバム
をプロデュースしてアルバムもほとんど出来上がった段階で JEFF BECK が
突然『これは全くダメだ。こんなアルバムは発売出来ない』と一方的にボツに
されたんだよ!』


僕はこの話、何とも JEFF BECK らしいと思うのである。

Steve Lukatherには気の毒だが、レベルが違うのである。

天才というのは、そういうものなのではないだろうか。

 

ボツにされた残念なアルバムから一曲。 

T-BONED / JEFF BECK (THE STEAKHOUSE SESSIONS)


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幻の忘年会 [Black Music]

忘年会シーズンも終わり、クリスマスが近づいた今日この頃。

この頃になれば思い出す。

 

もう、十年以上前の事・・・・・

12月のある日、営業部のしんちゃんから『飲み』のお誘いがあった。
しんちゃんは同期で最も親しい友人。
あの頃、しんちゃんとは会社帰りに週一ペースで飲みに行っていた。

仕事が終わって会社の玄関に行くと、しんちゃんと営業部の先輩のノブさん
が一緒に僕を待っていた。

ノブさんは僕達より5歳年上の百選練磨の営業マン。
無類の酒好きで宴会では飲みまくり、ハイテンションなノリで宴会を仕切る
宴会帝王ということで会社内だけでなく同業者の間でも有名だった。

部署は違う僕も、しんちゃんの同期ということで随分可愛がって頂いた。

ノブさんが僕たちを連れて行ってくれる店はいつもリーズナブルな某居酒屋
チェーンだった。

しかし、その日はフグ料理店に連れて行ってくれたのだった。


蟹道楽  :「えっ、ノブさんこの店に入るんですか?」

ノブさん  :「たまには、エエやろ!」


実はこの時、地獄への扉を開けた瞬間だった・・・・・


通された部屋に入ると、営業部の部長が既に座っていたのだ。

「部長!お疲れさまです!」と最敬礼をするノブさんとしんちゃん。

ビックリした僕も一緒に最敬礼をした。

営業部長は、にこやかに我々を迎えてくれた。

 

営業部長 :「さて、メンバーが揃ったようやな。」

ノブさん   :「はい、最強のトリオでっせ!」

営業部長 :「蟹道楽クン、君のことは昔から一目置いっとったんや!」
             「今回はカンバッてくれよ!頼んだデ!」

蟹道楽  :「はぁ~?何の事でしょうか???」


何の事か解らなかったが、僕はあまり気にすることはなかった。

何といってもフグ料理が目の前にあるのだ!

てっさ、フグのから揚げ、白子、てっちり・・・僕は至福の時を過ごした。

フグの後は営業部長のオゴりで北新地の高級ラウンジ(きれいなお姉さん
がイッパイ!)へとハシゴ酒。

そして帰りは終電に間に合わなかったのでタクシーチケットまで頂くという
ゴージャスな夜だった。


翌日、僕はノブさんにお礼を言うとノブさんは「いやいや、安いもんや!」
「飲んだ分、協力を頼んだデ!」という。

いったい何が始まるのだ?

本能的に悪い予感が脳裏をかすめ、しんちゃんに問いただすと衝撃的なこと
を伝えられたのだった!

”我々3人はK社の忘年会で宴会芸を披露するとの事。”

宴会芸はK社の部長じきじきのご命令。

その命令とは

『セーラームーンのコスチューム姿で楽しく踊って歌え!』

というの死ぬほど恥ずかしいものだった。

これを聴いた瞬間”後頭部をハンマーでドツかれた”ように目まいがした。

K社は超有名企業(まず、皆さんも聞いたことがある会社)

ノブさんにとって年間に億単位の仕事を頂いている上得意様だった。

今回の忘年会を仕切るK社の担当部長は体育会系の方で”気合と楽しい宴会”
をこよなく愛し毎年、忘年会では取引先を呼んで宴会芸を楽しんでいたのだ。

その年は我社が”いけにえ”になる番だったのだ。

K社部長 :「うちの宣伝部にセーラームーンのコスチュームがあんねん!」
        「おもろい宴を期待してるで!」

と依頼があったらしい。

な、何で・・・人事部の僕が営業の宴会でセーラームーンを踊るのだ?

セーラームーンだけは丁重にお断りしなければ孫末代の恥である。


しかし、食べたフグは戻ってこない。 (約1万5千円也)
北新地のラウンジ代もかなりの高額。(約3万円也)
とどめの、タクシーチケット       (約7千円也)

しかも、個人的にノブさんにはお世話になっている。
新入社員の時、僕が上司に理不尽な事を言われ悩んでいる時、本気になって
上司とケンカをしてくれたこともあった。

借りがあり過ぎる・・・・・

ということで、悲しいかな断ることが出来なかったのだ。


翌週、しんちゃんの家でセーラームーンをビデオで研究する事になった。

3人とも初めて見るセーラームーン、見終わってからノブさんが言った。

「やっぱ、ワシが主人公や!お前ら、青や赤のギャルの役や!」

ありがたい話である。

その時はノブさんは率先して一番嫌な役を引き受けたと感じたものだった。


宴会芸はテーマソング合わせて面白おかしく”お色気たっぷり”にダンスを披露
するということになった。

ある日、しんちゃんの自宅でダンスの練習をしていた時だった。

突然、しんちゃんの母上が部屋に現れたのだった。

母上は僕達を凝視したまま固まっていた。

ノブさんが、「お母さん、営業課長のノブです!」と丁寧に挨拶したが母上は全く
反応が無かった。

 

宴会に向けて日々行われるハードな練習、しかし僕には超えられない一線があった。

それは、3人で同時に叫ぶ最後の決めセリフ。

「月に代わってお仕置きよ!」

これが、言えないのである。

”理性”が邪魔をするのである。
このセリフを言うと最後の一線を越えてしまうような気がして恐ろしかった。

そしてついにノブさんが怒ったのである。

ノブさん :「こら~、”月に代わってお仕置きよ!”をしっかり言えや!」

蟹道楽 :「・・・・・」

ノブさん :「この後におよんで、恥ずかしいと思っとるんとちゃうやろなぁ?」
       「これをやっとる事自体、恥ずかしんや!」
       「自分を飾ったら余計にカッコ悪いんや!」
       「頑張ってアホにならなアカンねん!」
     


全く頑張りたくないが、このように根性物語を語られたら後には引けない。

ノブさんの言うようにセーラームーンをやる事自体、狂気の沙汰なのだ。

アホになるのだ!

そして「月に代わってお仕置きよ!」・・・と思いっきり叫ぶのだった。

日々、打たれ強くなる僕は同時にアホになっていくのが怖かった。


だんだん宴会の日が近づいてきた。

ある日、ノブさんがK社からコスチュームを持って帰ってきたのだった。

目の前にあるセーラー服のコスチューム、さすがに背筋に悪寒が走った。

しかしその僕の気持とは裏腹にノブさんはいきなりコスチュームを着始めた。

そして、「どや!」とはにかんでいるのだ。

セーラームーンのコスプレで、はにかむ色黒の中年おやじの姿・・・・・

まさに、地獄絵図を見ているようなものである。


「これを着るんかいな・・・・・・・」

まだ、理性が残っていたのか情けなくて目頭が熱くなったのだ。

一方、ノブさんは「早よ、オマエらも着んかい!」と怒鳴っている。

そして、「こら~、しん!ワシだけ恥かかせるのか!」と、しんちゃんに迫ったのだ。


ああぁぁぁ・・・  しんちゃんがノブさんに捕まってしまった。

そして観念したのか、しんちゃんもコスチュームを着始めたのである。

ついに、ノブさんは取り付かれたような目で僕の方に向かってきたのだった。

「蟹ちゃんも早よ、着るんや~!!!」

あかん・・・もう終わりや・・・・・・

その時 「バリッ!!!」という音がした。

巨漢のしんちゃんが着たコスチュームが見事に破れたのである。

それを見て慌てたノブさん、しんちゃんに怒鳴り始めた!

「ああぁぁぁ! お前どないすんねん!借り物やぞ!」

「お前がブタやから、アカンねん!」

「スンマセン、スンマセン・・・」とひたすら謝るしんちゃん。

しんちゃんがコスチュームを破ったおかげで、宴会当日までコスチュームの試着は
控えることになった。

 

さて魔の忘年会開催が数日後に迫ったある日の朝。
僕は会社に入った一通のFAXに目を奪われた。

その瞬間、考えるより先にFAXを握りしめ、しんちゃんのもとに走っていたのだ。
FAXを見たしんちゃんはガッツポーズで「よっしゃ!!!」と雄叫びをあげた。

そのFAXとは、部長の御父上様の訃報であった。(不謹慎な話で申し訳ない)

『魔の忘年会はこれで中止だ!!!』

我々は固く握手をかわしてお互いの労をねぎらったのだった。

後にも先にも、この時ほどシガラミから解き放たれた自由な気分は味わったことがない。


しんちゃんはFAXを持ってノブさんのデスクに走った。

『ノブさん!完璧に忘年会は中止ですわ!』

『神様って居てはったんや!ホンマ良かったですね!』


歓喜している我々とは対照的にノブさんは冷静にFAXを読んでいた。


そして 『ホンマ・・・良かった・・・・・』 と力なくつぶやいたのだった。

 

 

 

忘年会シーズンも終わり、クリスマスが近づいた今日この頃。

Alexander O'Neal / MY GIFT TO YOU

 My-Gift-To-You.jpg

 


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秋のボサノバ [Bossa nova]

秋も深まり、肌寒さを感じるようになった。

今となっては遠い昔のように感じる今年の夏。

今年は夏らしい夏を感じることが無かったので、心残りがあるのだ。

それは、ボサノバを十分に堪能しなかったこと。


以前、書いたこともあるのだが僕の夏の楽しみの一つとは・・・

”暑い夏、冷房の効いた部屋で冷えたビールを片手にゆったりボサノバを聴く”

今年の夏はこのような楽しみ方をほとんどしなかった。

ボサノバの一番心地よい”旬の時期”を逃してしまったのである。

ああ、無念!!!(とはいえビールはそこそこ頂きました)


 

しかし秋に楽しむボサノバもある。

アンテナ / ボサノバアルバム

Easy Does ItEasy Does It
  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: LTM/Boutique NL
  • 発売日: 2005/03/22
  • メディア: CD


前回の記事でも書いたのだが、ヨーロッパ系のミュージシャンの音の傾向は
しっとりとして、繊細、いわゆる派手でないものが多い。

これは音楽に限ったことでなく、オーディオでもその傾向が強い。

僕の使っているスピーカーはアメリカのJBLである。
音の傾向はカリフォルニアサウンドと言われる様にカラっと明るく力強い。

一方、ヨーロッパのスピーカーは繊細で陰影のある傾向のものが多い。

オーディオショップやオーディオショーでJBL等、アメリカ系のスピーカー
とヨーロッパ系のスピーカーを聴き比べると音の傾向が全く違うのである。

特にヨーロッパ系のスピーカーで普段、聴き慣れたCDを聴くと同じ音源とは思え
ないほど違った感触を受けることがある。

僕はJAZZ、ROCK、SOULを中心に聴くため、JBLのスピーカーを選択した。
もし僕がクラシックやボーカル系の音楽を中心に聴くならヨーロッパのスピーカー
を選択していたかもしれない。

中でも一番気になるスピーカーはイタリアのソナスファベール社のスピーカーで
しっとりした女性ボーカルを聴くとたまらなく魅力的なのだ。
また、このメーカーの木工技術は素晴らしく、スピーカーも美しい工芸品なのだ。

 

話がそれたが、アンテナはフランス人ミュージシャンである。

デビュー当時からボサノバ系の曲を演ってきたのだが、アンテナのボサノバは
明らかにブラジルのボサノバとは異なる感触があるのだ。

太陽がまぶしいリオの海岸でゆったりと演奏しているようなボサノバというより、
北欧の静かな森林の中でしっとりと歌っているような感じなのである。


今年の夏、やり残した『ビール片手のボサノバ鑑賞』・・・

この秋はワイン片手にアンテナのボサノバ鑑賞と洒落込みますか!

 

SERPENT A PLUMES / Isabelle Antenna

intemporelle .jpg


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LARS JANSSON TRIO LIVE [JAZZ]

先日、ラーシュヤンソントリオのライブにいった。

僕がラーシュヤンソンを知ったのは数年前。
行きつけのレコード屋の店主から「蟹道楽好みのピアニストだよ!」ということで
紹介されたのだった。

ラーシュヤンソンはスウェーデン人のピアニスト。
いかにも北欧のピアニストらしい繊細なピアノを弾くのだが、いわゆる北欧JAZZの
ような「ジメっとした湿気感」が無いのである。

僕にとってラーシュヤンソンの一番の魅力は美しいメロディー。
叙情的で美しいメロディーを作らせたらラーシュヤンソンは天下一品である。

一般的にJAZZにおいて、叙情的で美しいメロディーばかり聴かされると飽きてくる
のだが、ラーシュヤンソンに関しては不思議にまったく飽きないのだ。

この度、僕は初めてラーシュヤンソンを生で聴くことができた。

会場は大阪の阿波座にあるKOO'ON(空音)という新しいホール。
僕はこのホールを初めて訪れることもあり、この日のライブは楽しみだった。


会場は地下にありエントランスも洒落ている。

  KOO'ON 1.jpg  KOO'ON 2.jpg

開場が始まりこのホールに入った。

会場はミニマムな空間で客席数も100名程度。
ステージもグランドピアノ、ベース、ドラムが横に並べば精一杯といった感じだ。

僕は会場に入って、まず感じたことがあった。

『このホールは音が一体化して弾丸のように攻めて来る!』

今までこのようなホールでピアノトリオを聴くとドラムとベースの爆音がピアノ
に勝ってしまうのである。

特にラーシャヤンソンのような繊細なピアニストではピアノを十分に楽しめない
のではないか?と感じてしまったのである。

さて開演時間の7時30分になり、会場のライトが消された。

すると突然、大音響で・・・


「Ladies and gentlemen!
 welcome to the KOO'ON・・・」

とアナウンスが始まったのだ。

これには拍子抜けしてしまった。

BlueNote等の会場ならまだしも、この様な雰囲気で小さなホールには似つかわしく
ないアナウンスなのである。
(ちなみに悲しいかな、アナウンスは2ndステージの開始時にも行われた・・・)

そしてメンバーがステージに登場した。

  ラーシュヤンソントリオ.jpg

ピアノのラーシュヤンソンは音楽家というより医者か大学教授といったイメージ。
ベースのクリスチャン・スペリングは貧弱なシュワルツェネッガー、
そしてドラムのアンダーシュ・シェルベリは左官屋のおっちゃんという風貌だ。

しかし、このトリオは凸凹の外観とは裏腹に緊張感と洗礼された演奏なのだ。
特にラーシュヤンソンのアドリブの美しさには魅きこまれてしまった。

ラーシュヤンソンはホスト精神が旺盛で観客に向かって懸命にコミュニケーション
をとろうとしていた。
しかし、僕はもちろん約100人の観客のほとんどが英語が解らないようだ。

そのため、ほとんどの場合の観客の反応は「・・・・・」という悲しいものである。

とはいえ、もちろん我々観客側も一生懸命彼の言うことを理解しようとする。
そのため、ラーシュヤンソンが笑うと、『笑っとるから一緒に笑ったろか・・・』
という使命感で一緒になって笑うのだが、笑いが途切れると会場全体が『し~ん』
と静まり返り、なお一層の寒々とした空気が流れるのである。

JAZZの場合、外国人ミュージシャンの日本でのライブのスタイルとしては、キース
ジャレットのように、ミュージシャンは観客とのコミュニケーションは最小限にして
ミュージシャンが演奏に没頭するほうがミュージシャンも観客も幸せなのかもしれ
ない。

ちなみに、彼の話で解った話は1歳になる孫娘が可愛くてしかたがないという話。

ラーシュヤンソンはその彼女に作った曲を本当に気持良さそうに演奏していた。


また、最初に会場に入って予感した『音が一体になって弾丸のように攻めてくる』
感覚は全く気になることはなかった。

これは会場のPAも優れていたのだろうが、やはりラーシュヤンソンの演奏にあったの
ではないだろうか。
ラーシュヤンソンの演奏は叙情的で美しいピアノだが、実際にライブで聴いたピアノ
は躍動感あふれ、力強いタッチでリズムセクションに絡んでいたのである。

CDで聴くラーシャヤンソンの演奏で北欧的な「ジメっとした湿気感」を感じなかった
のも、そもそもスイング感があるピアニストだったのだろう。


ライブの後、サイン会が行われた。

  サイン.JPG

 

サインをもらい握手をしたラーシャヤンソンの手は分厚く温かかった。

 

 

 

  KOO'ON 3.jpg

 

 

 LARS JANSSON TRIO  /  hope

  hope.jpg 

 


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Roots [ROCK]

小学生の頃、いつも兄の部屋からステレオの音が聞こえていた。
そのうちに僕の頭の中からこれらのメロディーが離れなくなってしまった。

それがビートルズだった。

初めて積極的に音楽を『聴いてみたい』と思ったのだった。

しかし”極悪非道の兄”が簡単に聴かしてくれるわけがない。

子供の頃の兄のイメージは、『暴力的』『脅す』『理不尽』『ややこしい』等々。
いわゆる、タチの悪いチンピラのようなものだった。

結局、兄が留守を見計らって、兄の部屋に忍び込んでビートルズのレコードを聴くように
なり、これが密かな楽しみになったのだ。

僕の記憶では、兄の部屋にあったビートルズのアルバムは『A HARD DAY'S NIGHT』
『Rubber Soul』『The Beatles /1962-1966』(赤盤と呼ばれるもの)。

また、『I Want To Hold Your Hand』『We Can Work It Out』『Ticket To Ride』
『Can't By Me Love』『Hey Jude』『Let It Be』(Let It BeのシングルはLP風の
厚紙ジャケットで良いつくりだった)のシングル盤があった。

こっそり部屋に忍び込んで聴くには、LPよりシングル盤のほうが扱いやすい。
そのため聴くのは主にシングル盤だった。

最近のCDシングルは”ダブルA面シングル”というA面とB面が同じ扱いをされて
いるパターンが多い。
しかし、昔のシングル盤はA面に比べてB面は明らかに地味な曲が収録されていた。
ところがこれらのビートルズのシングルに関しては、僕は知名度の高いA面よりも
地味なB面の曲のほうが好きだった。

『Can't By Me Love』B面の『You Can't Do That』、『Ticket To Ride』B面の
『Yes it is』、そして中でも好きだったのは『I Want To Hold Your Hand』B面の
『This Boy』。

たまに聴くLPでも派手なアップテンポの曲よりミディアム ~ スローテンポの曲の
方が好みで、特に『If I Fell』や『In My Life』等のバラードが好みだった。

 

ビートルズの2種類のボックスが発売になる。

①リマスター・ステレオCDボックス  ¥35,800 (国内盤)
②モノCDボックス                    ¥39,800 (国内盤)  

合計¥75,600 !!!・・・欲しいが、両方を同時に買える資金がない。

そういう訳でどちらのボックスを優先するか比較検証してみた。

①はビートルズのCD発売以来、初のリマスタリングでありオリジナル全アルバム
のステレオ盤16枚とおまけDVD付き。

う~ん・・・これだけを見ると「このボックスを購入して、今までもっているCD
を中古屋に売ってしまおう!」・・・と思ってしまう。

しかし今回の目玉は地味にみえるが②なのである。

②は『レット・イット・ビー』と『アビー・ロード』以外の13枚のアルバム
のモノラルバージョンでミックスやテイクが違うものも含まれているらしい。

そしてまたこのモノCDボックスは限定盤でバラ売りはしないのだ。
リマスター・ステレオ盤なら買いそびれもバラ売りで揃えることも可能なのだが、
モノCDボックスは買いそびれると、二度と手に入らない危険性もあるのだ。

しかし、このモノCDボックスの国内盤には納得できない大きな問題がある。

それは価格設定がボッタくりなのである。

13枚組で¥39,800といえば1枚あたりの価格が、何と¥3,062!!!
一般的なJ-POPの新譜より高いのだ!

ちなみ、に輸入盤の価格はAMAZONで¥26,673 也。
なんと、日本盤に比べて¥13,127も安いのである。

そもそも、このモノCDボックスは日本で作られ輸出しているのだ。
逆輸入盤より輸出元の日本の価格が¥13,127も高いというのは異常である!
さすが殿様商売で名高いEMIミュージック!!!
客の足元を見た、悪質な”ボッタくりバー”のような商売をしているのだ。
この状況を考えれば日本盤なんかアホらしくて買えわけがない。

という訳で僕はAMAZONで輸入盤のモノCDボックスを予約したのだった。

 

The Beatles In Mono

The Beatles In Mono

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD

 


とはいえ”限定盤”とか”価格設定がどうのこうの”と言っても、この度の選択で
決定的な理由は、基本的に60年代半ばのビートルズのアルバムはモノラルである
ということなのだ。

やはり優先して買うべきはモノCDボックスという結論だった。

ただし、今回の件でふと、考えさせられた事がある。
小学生の時、兄のポンコツのレコードプレーヤーで聴いていたビートルズのレコード
がモノラルだったのか、ステレオだったのか全く意識をしていなかった。

その当時はステレオかモノラルか、そんな事どうでもよかったのだ。

純粋にビートルズを聴きたかっただけなのだ。

そう思えば”リマスターがどうのこうの””モノラルが基本”なんて事はビートルズ
を鑑賞する本質から外れてしまっているのかもしれない。

 

兄の部屋に侵入してレコードを聴いていた最初の頃、『いつ兄が帰って来るか解ら
ない』という常に緊張感を持ちつつレコードを聴いていた。

しかし人間というものは、だんだん慣れてくるものである。
そのうちに緊張感も無くなりリラックスしてレコードを聴くようになっていた。

ある日のこと、その日も気持ちよく”ノリノリ”でレコードを聴いていた。

その時突然、部屋の扉が開いたのだった!

そこには兄が大魔神が怒り狂ったような顔をして仁王立ちになっていた。

言うまでもないが数秒後、僕は兄にボコボコにシバかれたのであった・・・・・

 

もう、三十数年前のこと。

僕が音楽無しでは生きていけない体になってしまった頃の話である。

 

Across The Universe  /  The Beatles


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一発屋 [POPS]

僕には『博才』というものが全くない。
この事を感じ始めてから、『賭け事』への興味がなくなった。
特にパチンコについては『パチンコ  =  金をドブに捨てる』と思うようになって、
かれこれ十年以上、パチンコ屋には行ってない。

学生時代は結構、パチンコに行く事もあった。
当時は『ゼロタイガー』という『羽もの』とよばれるパチンコ台が流行っていた。

この頃からパチンコは娯楽というよりはギャンブル性が高くなって使う金額
も半端ではなくなったようだ。

とはいえ、僕の場合は負けても2,3千円程度。


先日、会社内で聞いたパチンコ好きの会話。

A :「あ~ぁ・・・昨日、4万負けてしもうた・・・」

B :「中途半端な4、5万程度が一番痛いんや!」
   「一日で10万以上負けたら、別に何とも思わへん!」

僕の趣味が音楽であるように、パチンコが趣味という人もいるだろう。
また価値観は人によって異なるということも十分理解しているつもりだ。
しかし、僕はこの会話の2人とは思考や価値観に隔たりを感じるのだ。


4万円あったら   ~ 新譜の輸入盤CDが21枚以上は買える!

10万円あったら  ~ オーディオ関係購入の軍資金になる!

僕ならこのように感じてしまうのだ。

そもそもギャンブル好きと言われる人は『いざ勝負!』という極めてポジティブ
な思考で『もったいない』『負ける』等、ネガティブな思考はないのだろう。

ところが僕は小心者なので負けた時のイメージが先行してしまう。
やはり、パチンコ等のギャンブル好きの人は僕のような『セコい性格』ではなく、
持って生まれた『博才』と『一発屋』としての気質や才覚があるのだろう。


『一発屋』といえば、音楽の世界にも『一発屋』といわれる人が多くいる。
打上げ花火のごとく、一曲の大ヒットで消えていったが、人々の記憶には残った
ある意味『一攫千金』を達成したミュージシャンである。


一般的に知られている邦楽の一発屋ミュージシャンといえば・・・


雅夢  /  愛はかげろう

 愛はかげろう.jpg

僕は、ほとんど聴かなかったが同級生のフォークマニアから大人気だった。

 

あみん / 待つわ

 待つわ.jpg

曲そのものが明るくないが、僕が浪人時代に流行った曲なので余計に暗いイメージだ。

 

アラジン / 完全無欠の ロックンローラー

 完全無欠のロックンローラー.jpg

音楽というよりはコメディー(全く面白いとは感じなかったが・・・)。
ボーカルの高原兄はその後、『紳助の人間マンダラ』というTV放送に出演する様に
なってから良いイメージである。

 

堀江 淳 / メモリーグラス

堀江淳は、『あの人は今』と言う話題によく上がる歌手である。
その昔、ラジオの深夜番組で『堀江淳 死亡説』というガセネタが話題になった。
内容は(僕の記憶では)堀江淳は交通事故でトラックにひかれてしまった。
そして最後に『水割りを下さい・・・水割りを下さい・・・』と言いながら死んで
いったという話だった。

一方、久々に話題になった堀江淳はこれを逆手にとってコンサートツアーを挙行!
そのコンサート名も『堀江淳、生きてますよ コンサートツアー』
『何と、たくましい人なんだろうか!!!』と感心したものだった。

 

ところで今回、話題にした『一発屋』の経歴は・・・

雅夢  : 中京大学学生

あみん : 椙山女学園大学(名古屋)学生

アラジン: 名古屋商科大学学生

なぜか名古屋が多い・・・


名古屋といえばパチンコの発祥の地。
名古屋にはパチンコ製造メーカーが多数存在し、名古屋はパチンコの聖地とも
いわれている。

パチンコの聖地、名古屋は一発勝負の博才を持っている一発屋ミュージシャン
が多い地なのだろうか。

 

 


ちなみに、洋楽好きの僕にとって一発屋といったら『NENA』である。
唯一のヒット曲 99 Luft Balons はドイツ語ながらアメリカでも大ヒットした。
MTV全盛の当時、初めてNENAのビデオを見た時の衝撃は忘れられない。
ボーカルのNENAは結構可愛らしい女の子だった。
しかし、NENAには女の子には『あるはずのない”ワ☆毛”』があったのだ!
これは、自由の象徴ということだったらしいが・・・

『99 Luft Balons』はこの頃に流行ったシンセポップスの曲調でまさしく
80年代の渋谷のイメージのように感じる曲だった。
またその当時、この曲は渋谷の街中でやたらと流れていた。

99 Luft Balons / NENA

 

先日、限定盤で紙ジャケCDが発売された。

ファースト・アメリカ(紙ジャケット仕様)

ファースト・アメリカ(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2009/07/08
  • メディア: CD

僕の持っているLPとはジャケットが違う・・・

僕の持っているLPのジャケット

 NANA.JPG

ジャケットはもちろんの事、この曲はやはり当時のLPで聴きたい曲なのだ。

 


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〇〇生まれ [JAZZ]

先日、京都の親戚から『千寿せんべい』を頂いた。

 千寿せんべい.jpg

僕は醤油や塩味の”せんべい”が大好きだ。

『千寿せんべい』は”せんべい”という名前だが一般的な醤油や塩味のせんべい
とは別物である。

具体的にはクッキー状のものに固めのクリームがサンドされているお菓子である。

文字で書くと純粋な洋菓子。

また、実際に一つ一つの食材を見ても洋菓子にしか思えない。

しかし、『千寿せんべい』はデパートの菓子売場やギフト商品でも和菓子として売ら
れている。

そして不思議なことに、食べてみると洋菓子ではなく和菓子に感じるのだ。

やはり、和菓子会社から生まれてきた『千寿せんべい』は和菓子としてのDNAを
持っているからだろうか。

 


ANDREA POZZA TRIO / Drop this thing

少々前に買ったアルバムだが、いまだによく聴いているCDである。
ANDREA POZZA はイタリア人のピアニストである。
一般的にヨーロッパジャズといえば、澤野工房を代表するような叙情的なジャズ
が多い。

僕はヨーロッパ系ジャズが大好きなのだが、BLUE NOTE 等が好きなコテコテの
ジャズファンはヨーロッパ系のジャズが苦手という事をよく聞く。

僕の行きつけのレコード店の店主はコテコテのジャズファンである。
実際、この店主も「ヨーロッパ系ジャズは湿っぽくてねぇ・・・」と言うようにリリカルな
ヨーロッパジャズがあまり肌に合わないようだ。

しかし、一時期このアルバムは行きつけのレコード店でよく流れていた。
ヴォーカル入りの曲が多いこのアルバムは従来のピアノトリオやボッサ風と多様な
曲調で構成されているのでBGMとして良かったのかもしれない。

ANDREA POZZA はヨーロッパ系ジャズ特有の官能的というか叙情的なイメージ
をあまり感じない力強い演奏である。
とはいえアメリカのジャズとは明らかに感触が違うのだ。

やはりイタリア生まれのヨーロッパ系ジャズのDNAを持っているのだろうか。

ANDREA POZZA の演奏からは、ヨーロッパ特有のピアノを感じるのである。

 

 listen.gif Nebulosa            
 listen.gif You can't get what you want  
 listen.gif Alice in wonderland           
 listen.gif Drop this thing 
 listen.gif Push the pedal 
 listen.gif Perfect day 
 listen.gif Like in Nigeria 
 listen.gif And it all goes round and round 
 listen.gif How do you call it ? 
 listen.gif Sir pent


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ETCの恩恵 [ROCK]

ETCで高速料金が休日1,000円乗り放題!

誰が考えてもゴールデンウィーク期間中の大渋滞は予想が出来た。
しかし、解っちゃいるけど止められない。
そして案の定、墓穴を掘って大渋滞に巻き込まれたのだった。

何とかゴールデンウィークのリベンジを!!!

あ~ぁ、1,000円で空いた高速道路を思いっきり走りたい!!!

そう思っていた矢先の事。
TVを見ていると、年に一度の出雲大社大祭礼が紹介されたのだった。

期間は5月13日~15日までとの事。

ゴールデンウィーク明けで交通量も少ないはずだ!!!

『よっしゃ!1,000円で出雲大社に行くぞ~』

というたわいも無い動機で出雲大社に行ったのだった。

さすがにゴールデンウィーク明け、高速はガラガラに空いて快適に走れる。
全く渋滞にあうことなく、中国道から米子道に入り鳥取の米子市まで来た。

ところが、米子で何故か高速出口のゲートがある???

高速から出るつもりはないのだが、道はゲートまでの一本しかない。
なすがままゲートをくぐると『料金は¥1,000です』とETCが通知したのだ。

『えっ・・・何で???』

僕は全く高速を出たつもりは無い。
また走っている道路は全く高速道路であり、一般道とは思えないのだ。

僕は不思議に思いながら走り続けた。

しばらく走っているとまた高速のゲートが現れた。
そのままゲートをくぐるしかない。
すると、ETCが『料金は¥350です』と通知しているではないか!

な、何と! また高速料金をとられたではないか!

おおおっ、詐欺じゃ!!!

一部、二重徴収されていたETC上限1,000円割引もゴールデンウィークにはシステム
の改良が終了したよういわれていた。
しかし、この山陰自動車道は、全線開通していなく、一部は一般道らしい。
つまり高速を下りたことになるようだ。

たかが¥350なのだが、されど¥350なのだ。

僕の頭の中では¥1,000が強くインプットされていたので、とにかく無念なのである。

そう思いながら走っていくと、またまた高速のゲートがあるではないか!
しかしゲートを通るしかないのである。

ひえぇ~、またまた高速料金をとられた!!!

ETCの音声が楽しそうに『料金は¥350です♪』と言ってるようで憎々しい。

結局、¥1,000と思っていた高速料金はプラス¥700で¥1700・・・
往復¥3400で¥1400の予算オーバー・・・・・
単純に片道¥1,700と思えば安いのだが、素直に安いとは思えない。

土曜日の高速道路としては一度も渋滞にあうことなく、快適なドライブを楽しむ事
が出来たが、いまいち気持ちが晴れやかにならなかったのだ。

 


ということで出雲大社。

長い参道は広々としていてゴミ一つ落ちていないほどキレイである。

参道.JPG

おっ、本宮が見えてきた。

出雲大社1.JPG

『後ろの方に何かえらい近代的なビルが建っとるな~』と思ったのだが、現在
出雲大社は「平成の御遷宮」という56年ぶりの改装中だった。

工事中のため、本殿周辺には入れなかったのだが遠くから見ても圧倒される
大きさである。

出雲大社7.JPG

出雲大社3.JPG

 

また、このしめ縄も驚きの大きさだった。

しめ縄.JPG


しめ縄の中には、多くにお賽銭が挟まっている。

挟まった賽銭.JPG

そして多くの参拝客がしめ縄に向かってお賽銭を投げ込んでいるのだ。

賽銭を投げる人.JPG

※必死にお賽銭を投入れている人の図

 

見事、投入れれば”おかげ”があるのだろうか?

僕もやってみる事にした。

第一投目、失敗。
簡単に出来ると思っていたのだが、投げる勢いが足らなかったのだろうか。

第二投目、また失敗。
勢いをつけて投げた僕のお賽銭は、せっかく挟まっていたお賽銭を見事に直撃
して、お賽銭1枚を落してしまった.....

第三投目、またまた失敗。
アチャ~......今度はお賽銭が2枚も落ちてきたぞ σ(^_^;)アセアセ... 。

家族は「せっかく、お賽銭入れた人が気の毒や!」と言うのだが、ここまで来て
引き下がる事はできない。

そして第四投目、ついに成功!!!
僕のお賽銭はしめ縄の中にしっかりと入っていったのだ!!!

但し3名分の投げ入れた賽銭を犠牲にしてしまった.....

3名のどこの誰か解らぬ方々よ!
皆様のお賽銭を落してしまって本当に申し訳ない!
しかしお賽銭は賽銭箱に丁重にお供えしたので心配には及ばないぞ!!!

 

大国主命
あの有名な『因幡の白うさぎ』である。

因幡の白うさぎ.JPG

 

 

出雲といえばやはり出雲そば。
出雲大社周辺に詳しい人からの情報で行ったお店。


荒木屋

荒木屋.JPG

江戸後期から続く老舗の蕎麦屋らしい。

 

店内には『ひばり美空』のサインが!

ひばり美空.jpg


主人はひばり美空のファンなのだろうか・・・

 

そして席に座り、ふと上を見上げると・・・


『ジャイアント馬場』のサインも!

ジャイアント馬場.jpg

主人は『ひばり美空』と『ジャイアント馬場』のファンなのだろうか・・・


まるで神座ラーメンのように、色々な有名人のサインがあったのだ。
200年以上続く老舗の蕎麦屋らしからぬ店内である。


割子四代そば。
四つに重ねられ、上からなめこおろし、卵、とろろ、そばのみ。

蕎麦.JPG

通常、そばを食べるということはあまり無いのだが、普通食べるそばに比べて
ザラザラ?した感じだったが、そばは甘くてたいへんに美味しかった。
ちなみに割子四代そばは”そばのみ”が一番美味しく感じられた。

しかし、この割子四代そばが¥1,380とは高過ぎるのではないだろうか?
香川なら¥1,380あれば『讃岐うどん』を5杯は食べられる。
そもそも、本日の高速の片道が¥1,700なのだ。


 

帰りに偶然に見つけた旅館、竹野屋。

竹野屋.JPG

出雲大社の近くにあるという噂は聞いたことがあった。

『竹内まりや』の実家である。

 


偶然にも連続して神社関係の記事になってしまった。
信仰心のない僕でも金毘羅宮や出雲大社はやはり素晴らしいと感じられた。
特にこの度訪れた出雲大社はさすがに日本の神道のルーツだけあって、独特
の神々しさを感じられたのだ。

出雲大社4.JPG

 

さて、この出雲市内は街のあらゆるところに大国主命の絵が描いてある。


大国主命を見て思い出した事がある。

中学~高校生の頃、イエスというロックバンドに夢中になった。
以前の記事で書いた事があるが中学~高校の時代に僕が最も聴いたバンドで、最も
愛着のあるバンドだった。

また、このイエスのボーカルのジョンアンダーソンの衣装。

  Jon_Anderson.jpg

昔から大国主命の衣装に似ているように思っていたのである。

  大国主命.JPG

 

Yes / White Album

  WHITE ALBUM.JPG

『初期のブートの名盤』としてブート盤屋でコピーCDのを売られている事がある。
しかし、実はブート盤とは違うのだ。
このアルバムはオランダの”OFFSHOREレーベル”の正規盤だったのだ。
僕が高校生の時はもう入手困難で、その当時血眼で捜したが見つからなかった。
何年後に中古レコード店でこの中古LPを見つけたのだ。
『高校時代、このLPを聴いたら涙もんだっただろうな~』と思う一枚なのだ。

LONG DISTANCE by YES(White Album 1972)

 

Yes / and you and I


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